- 全カテゴリー記事一覧
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
カテゴリー
アーカイブ
断熱工事
- 断熱性
- 2025.10.04
現在、飯能市内で進んでいる現場の天井と壁の断熱工事です。
当社では、天井と壁の断熱材に旭ファイバーグラスの高性能グラスウールという
繊維系の断熱材を使用しています。
この繊維系断熱材は、ガラス素材のため、湿気や時間の経過による劣化が少なく、
長期的に性能が維持されやすいという特徴がございます。
また、ガラスが原料なので燃えにくく、火災時にも有毒ガスが発生しにくく、
国土交通省の不燃認定を受けており、安全性が高い断熱材です。
さらに、繊維構造により、音を吸収する効果が高く、断熱だけでなく、
防音対策としても有効な商品です。
しかしながら、しっかりとした施工をしなければ、断熱材自体が持っている性能が発揮されません。
そこで当社では、断熱材メーカーによる施工研修を大工さんたちに受けてもらい、
正しい施工の仕方を学ぶと共に気密施工も合わせて実施することにより、
建物の基本性能を確保しております。
さらには、この時点において気密測定を実施することにより、
万が一、施工不良があった場合でも早期に対応が出来るように考えています。
そうすることによって、完成時の気密測定で安定した性能を確認し、
お客様にお引渡しをするということを心掛けて、日々、工事を実施しております。
気密測定を実施していない施工会社が多い中、ひと現場で2回気密測定を実施する理由は、
断熱・気密施工がしっかりを出来ているかの確認をするためでもあります。
断熱工事を施工する大工さんや気密施工を実施する水道業者や電気業者などの職方さんも
人であるため、ヒューマンエラーが起こる可能性は否定できません。
お客様にお引渡しをして、永く快適に暮らしていただきたい住宅ですので、
しっかりとした施工と検査を実施することによって、安心してお引渡しが出来ると考えています。
繊維系断熱材ですので、気密性能を確保しづらいと言われることがございますが、
正しい施工をすれば問題ありません。
そこには、大工さんを始め職方さんたちの技術が必要になりますが、自信をもっております。
是非、現場を見学していただき、違いを感じていただきたいと思います。

