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家づくりブログBLOG

気密測定

気密性
2024.09.09

本日、埼玉県飯能市の現場にて1回目の気密測定を実施しました。

当社は、自社で気密測定を実施しているわけではなく、専門業者様にて実施していただいております。第3者が入ることによって正確なデータが取れると考えているからです。

1回目の気密測定は、断熱工事と気密処理が終わった段階で実施しています。大工さんや電気工事業者、設備業者など人による作業ですので、ヒューマンエラーが起こる可能性も否定できません。この時点で大きな欠損があれば是正することが出来るため必ず実施しています。

1回目の結果ですが、C値0.15になりました。大変良い結果になったと思います。大工さんを始め職人さんたちがしっかりとした施工をした結果です。前回もC値0.19の結果を出しております。気密測定は天候などによっても数値に変化が生じることがあります。

当社は、特殊な商材を使っているわけではありません。断熱材もグラスウールという日本の住宅の大半が利用している繊維系断熱材です。その商品を正しく使い、気密処理をすることによって気密性能は高めることが出来るのです。たまにウレタン吹付け断熱をすれば気密性能が高くなるという人がいますが、気密処理をしなければ性能を上げることは出来ません。

住宅を建てる会社はたくさんありますが、気密測定を実施している会社はまだまだ少ないのが現状です。施工品質を確認するひとつの手段になると思いますので、是非、住宅の建築をお考えの方は住宅会社に気密測定を実施しているか、実施している場合はどのくらいのC値を目指しているかを聞いてみるといいかもしれませんね。ちなみに当社はC値0.5を切ることを目標にしてきました。