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テクノストラクチャー工法検査
- 住宅性能
- 2025.06.07
先日、飯能市内の現場にてテクノストラクチャー工法の中間検査を実施しました。
テクノストラクチャー専門検査員にて接合金物が全て施工されてから実施する検査になります。
体力面材の釘の種類、ピッチ本数から始まり、テクノビーム(梁)の接合箇所やホールダウン金物、
筋交い金物、火打金物、小屋筋交い、床合板の釘のピッチ本数など構造に関する全ての金物が
正しく施工されているかを検査いたしました。
この検査は、テクノストラクチャー工法の特徴でもあります。
許容応力度計算による構造計算を実施している建物になりますので、
図面通り金物が施工されていて、初めてその性能が発揮されます。
構造計算上、耐震等級3の強度がある建物でも誤った金物の使い方をしてしまえば、
その性能は発揮されません。
例えば、筋交い金物において釘が1本少なくても多くても計算された強度にはなりません。
体力面材の釘のピッチ本数が正しくても釘の種類が間違っていれば正しい強度にもなりません。
パナソニックは構造計算にかかわる保証書を発行しています。(保証期間10年間)
構造計算を実施するだけではなく、その性能が正しく発揮出来るかの確認検査までを実施し
保証する仕組みになっています。
一般の木造住宅会社も自社検査を実施しているかと思いますが、
テクノストラクチャー工法の場合、自社検査の他に専門検査員による検査も実施されている為、
より安心していただける体制が整っていると思います。
今年度4月より建築基準法の改正に伴い、4号特例が縮小し木造2階建の建物でも
構造計算書の提出が必須になりました。それに伴い、完了検査も厳しくなるようですが、
元々、全棟で許容応力度計算による構造計算を実施し、専門検査員によるしっかりとした検査を
全棟で実施しているテクノストラクチャーですので、法改正による混乱を受けることなく
進めることが可能です。
是非、一度ご検討いただければと思います。