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気密測定
- 気密性
- 2025.04.19
本日、飯能市の現場にて中間時気密測定を実施しました。
結果としては、C値0.27という良い結果になりました。
テクノストラクチャー工法の型式断熱の変更により、矩計を変更したため気密のための納め方を
変えたこともあり少し心配をしておりましたが良い結果になりました。
これも大工さんを始め、職人さんたちの施工の賜物です。
完成時には今回よりも少しでも良くなるように進めて参ります。
建物は性能という会社がありますが、私もその考え自体は共感しています。
建物性能とは耐震性能を始め断熱性能や省エネ性能、気密性能など多岐にわたります。
これらのほとんどは計算上の話になります。
以前にも書きましたが、断熱性能(UA値)は使用する断熱材やサッシなどの性能を組合わせて
計算すると求められる性能になります。
例えば断熱性能は計算上、非常に高かったとします。
しかし、気密性能が低ければ、床や天井、壁や開口部などの隙間から冬季であれば冷気が入り込み、
足元が寒く感じてしまうこともあります。夏場であれば冷房をしていても隙間から暖気が
入り込んでしまい、なかなか室内が冷えないなどその断熱性能を得られているとは言えません。
さらに計画換気も気密性能が低いと計算上の効果が得られません。
せっかく高い性能を示しているのあれば、その効果が最大限発揮出来るように家を造らなければ
意味が無いと思います。
そのために、当社では構造検査や気密測定など施工時に必要なタイミングで検査測定を実施する
ことによって、少しでも計算上の性能が最大限発揮出来るように努めています。
施工技術とは、家づくりをする会社によって考え方が異なると思います。
スピードを一番に求めている会社もあります。デザインを一番に求めている会社もあります。
当社のように性能を求めている会社もあります。
家を建てる方が何を求めているかによって、良い出逢いがあるといいなと思います。