建築基準法が改正されます
- イベント
- 2025.01.10
本年4月より建築基準法が一部改正されます。
省エネ基準の適合義務化に併せて、建築基準法第6条第1項第4号建築物の審査省略制度の
縮小が始まります。
今までは、省エネ基準説明が義務になっておりましたが、
これからは省エネ基準適合が義務になります。(断熱等性能等級4、UA値0.87)
省エネに関わる図書の審査も始まります。
さらに今まで構造関係の審査が省略されておりましたが、構造関係に関わる図書の審査も始まります。
すなわち、構造計算が必須に変わります。
この審査省略制度(4号特例)があった為、構造計算を実施していない建築物が建てられて
おりましたが、今後は、最低限の構造計算は実施されるようになります。
構造計算と言っても計算の仕方、内容は様々です。
4月以降、省エネ関係の審査が始まりますので、間取り図面だけでなく、設備仕様などを決めてからの
建築確認申請に変わっていきます。今までよりも建築確認の取得に時間が掛かることが予想されます。
住宅づくりのスケジュールに影響が出てくることも考慮しなければならなくなると思います。
少し時間に余裕を持って進めていけるといいですね。
当社は、パナソニックテクノストラクチャー工法を20年以上に渡り採用して参りましたので、
許容応力度計算における構造計算を20年以上前から続けて来ております。
断熱性能を計算する外皮計算や省エネ性能を計算する一次エネルギー消費量計算も
説明義務化になる以前から実施しております。
安心してご相談ください。
本年もより良い住宅をご提供できるよう精進して参ります。
よろしくお願いいたします。
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