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陽当りについて
- 家づくり。
- 2025.06.24
生活において陽当りは非常に重要なものだと思います。
また、住宅を建てるうえで陽当りを一番に考える方も多いと思います。
不動産的価値を説明される場合、その住宅地の陽当りの説明は必ずされると思います。
「南側が道路に接しているから陽当り良いですよ。」
「敷地が広いから庭先が広く取れて陽当りに問題ありませんね。」
などと説明されることは良くあると思います。
確かにそのことは事実ですので、そのような条件下の土地は陽当りが良いことがほとんどです。
しかしながら、そのような条件の土地は価格が高くなる傾向にあります。
住宅を建てる際、既に土地を所有している方もいらっしゃいますが、土地から購入して建物を建てる
という方のほうが多いのではないでしょうか?
その場合、土地と建物の総額がご予算になります。
多少価格が高くても土地の広さや陽当りなどを優先される方も多いと思いますが、
ご予算を優先される方もいらっしゃると思います。
しかし、陽当りが悪くなってしまうと諦めないでください。
建物の間取りや窓の配置などを工夫することによって解消出来るケースがございます。
先日、施工した事例ですが、条件としては敷地の北側に接道がある現場でした。
南側土地にも住宅が建っており、当該地敷地の南側を広く開けることが難しい条件でした。
さらに1階リビングの間取りを希望されておりましたので、そこで、リビングに吹抜を設けるプランを
ご提案をさせていただき、吹抜け部分の南側と東側に大きめの窓を配置するというプランにて建築を
進めさせていただいたところ、冬場の太陽の高さが低い時期にもかかわらず、リビングにしっかりと
明かりが入り、北側のキッチンまで暗くならず、日中電気をつけなくても生活が出来る状態でした。
吹抜があると冬場寒いと考える方もいらっしゃると思いますが、しっかりとした断熱性能を確保し
気密性能を高めることによって、暖かいという感想をいただくことが出来ました。
広いお庭が欲しいという場合には当てはまらないと思いますが、駅からの距離や生活しやすい環境
などを優先したいと考える方には、建物の断熱・気密性能がしっかりとしていれば、
吹抜けなどを設けたプランによって、陽当りを確保することも可能になりますので、
少し考えてみてはいかがでしょうか?
10棟以上の分譲地などでは、条件の異なる土地が価格差を設けながら販売されています。
同じ広さでも200万円から300万円ほど違いがあることもございます。
吹抜を作る費用はそこまでは掛かりません。
ひとつの検討材料にしていただければと思います。