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テクノストラクチャーEX
- 住宅性能
- 2025.06.16
ハウスメーカーさんが実施している住宅に対するアンケートで住宅所有・購入意向者が住宅性能で
特に重視すること「耐震性」が一番になり、続いて「断熱性」、「省エネ性」という結果になった
という発表がございました。メーカーさんによっては「断熱性」「省エネ性」が一番という結果も
ございますので、一概には言えませんが、やはり昨今の大地震や異常気象などを気にされている方が
多くなっている表れなのかと感じます。
南海トラフ地震や首都圏直下型地震など今後30年以内に発生する確率も上がってきております。
いつ起こるかわからない巨大地震に耐えうる住宅を建てたいと考える方が増えていることは
非常に前向きなことだと思います。
改めて、テクノストラクチャーEXの良さをご説明したいと思います。
耐震等級3という性能は、耐震性能において大切な基準になると思います。
今年度4月の法改正において、4号特例の縮小に伴い、木造2階建て住宅においては
構造計算書類の提出が義務になりました。
構造計算とひとことで言っても全て同じではありません。
下記図のように一番下の壁量計算から性能表示計算その上に許容応力度計算がございます。

これらすべてを構造計算と呼んでいるのです。
許容応力度計算がピラミッド図の一番上に位置しています。
これは一番緻密な計算を実施しているからです。
その上で、テクノストラクチャーEXは、耐震等級3の基準である1.5倍ではなく1.75倍という
強度で許容応力度計算を実施しています。

さらに、繰り返し地震に対応するため制振システム(テクノダンパー)を標準装備にしています。
そして、4D災害シミュレーション(震度7の地震波を3回与える)を実施することによって、
実際に住宅を建てる前にその建物が倒壊するかを確認しています。
この検証には、京都大学の中川教授が開発したwallstat(木造住宅倒壊解析ソフトウェア)
を採用しております。
第三者の解析ソフトウェアを利用することによって、公正に検証することが可能になります。
住宅を建てる前にここまで検証してから建てるという事を
どれだけの住宅会社がおこなっているでしょうか?
パナソニックは安心安全を真剣に考えてテクノストラクチャーEX工法を開発しています。
当社もその考えと取組みに共感し、開発当初からテクノストラクチャーを採用しております。
いつ起こるかわからない大地震に備え、安心安全を確保した上で、
快適に省エネで過ごすことの出来る住宅づくりを楽しんでいただきたいと思います。